スチールロッカーに塗装を施す理由は、ロッカーをキズやサビなどから守る事と、ロッカーの美観を保たせることです。スポーツ施設や温浴施設などの備品関係は不特定多数の方が使い、使い勝手の良い場所ほど頻繁に使われる場合が多く、丈夫さや傷の付きにくさなどが気になるポイントです。
ここでは塗装方法にスポットを当て、末永くお使いいただけるロッカー塗装の特徴をご案内いたします。
スポーツ・温浴施設でのよくあるお困りごと
- ロッカーを導入したいがサビが気になっている
- クリーンなイメージの施設にしたい
- 日のあたる場所に設置されたロッカーの色あせが気になる
お悩みを解決する粉体焼付塗装の特徴
スチール鋼板を保護してサビを防止する「粉体焼付塗装」
スチールロッカーは外部からの衝撃などで本体の塗装面に傷が付き、鋼板の表面が空気に晒され、その部分に湿気や水分が付着してしまうことがあります。そして、サビは、水と大気中の酸素によってその露出された鋼板が酸化することで発生します。
それに対し、塗膜の厚い粉体焼付塗装を使用することで、サビの発生原因でもある塗装面の傷を少なくし、鋼板が湿気や水、大気に晒されることを防ぐことによりサビの発生を抑えることができます。
清潔で健康的な環境づくりをサポートする「抗菌仕様」
昨今、衛生環境に対する注目が日々高まっており、清潔で健康的なイメージの導入方法として人畜に無害な抗菌仕様のロッカーをおすすめしています。スチールロッカーに抗菌仕様の粉体焼付塗装を施すことで、各種細菌に対して効果的な抗菌効果が期待できます。
お客様による手洗いや施設の消毒以外の予防策として最適です。
紫外線からロッカーをガードする「ポリエステル仕様」
スチールロッカーを軒先や日の当たる場所に設置する場合、太陽光の紫外線に長時間さらされることとなり、塗装の表面が劣化しやすくなります。そして、表面が劣化すると、塗装面がもろく白い粉がふいたようになってしまいます。
ポリエステル仕様の粉体焼付塗装は、屋外用途向けに多く使われる塗料です。ポリエステル仕様を使用することで、紫外線の影響を受けにくくなり発色や艶などが劣化しにくくなります。ロッカーの美観を気にされるお客様におすすめです。
製品情報
弊社では、多くのスタンダード製品に粉体焼付塗装を採用しています。学校やスポーツ・温浴施設、消防署向け製品など数多くのラインナップをご用意しております。
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