スチールロッカーの塗装方法は、傷やサビの発生に直接関係する部分です。見た目が同じような場合でも実際にはいろいろな方法で塗装がされています。弊社のスチールロッカーは、標準仕様で塗膜の厚い粉体焼付塗装を採用しており、傷に強く、サビにくい仕様となっています。ここでは、弊社で扱われている塗装方法を中心にご説明いたします。
粉体焼付塗装の特徴①
傷やサビに強く、環境に優しい
弊社のスタンダード商品にも最も多く使われているのが、粉体焼付塗装です。
塗膜が厚く硬度が高いためキズやサビに強いのが特長です。従来の溶剤塗装にくらべて、シックハウス症候群のもとになる物質(有機溶剤など)を使用していないので、人々や環境にやさしい塗装となっています。
塗装時に被塗物(ロッカー)に付着しなかった塗料は、回収され再利用されるため経済的に優れた塗装と言えます。
- 補足情報:「メラミン焼付塗装」
入手性がよく取り扱いも簡単でコストが安いことから、様々な業界で幅広く使用されている塗料です。
メラミン樹脂を主成分に作られた塗料をエアースプレー等で吹き付けした後、乾燥用の炉で加熱・乾燥させて塗装をします。発色性が良い反面、粉体焼付塗装と比べ塗膜が薄く硬度も低いため、ロッカー用途としては、あまりおすすめできない塗装方法です。
粉体焼付塗装の特徴②
抗菌機能
粉体焼付塗装の機能性を維持したまま抗菌要素を加えた、抗菌粉体焼付塗装が可能です。
塗料自体に抗菌剤を添加するので、抗菌効果が長く持続可能な抗菌機能をもった仕様となります。使用している抗菌剤は、人畜に全く無害で安全な無機系抗菌剤を使用しています。清潔で健康的なイメージを導入したい施設におすすめです。
製品情報
弊社では、多くのスタンダード製品に粉体焼付塗装を採用しています。学校やスポーツ・温浴施設、消防署向け製品など数多くのラインナップをご用意しております。
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